「不束」と「太束」

昭和初期の花嫁さんが、「ふつつか者ですが宜しくお願い致します」と言うイメージの強い「ふつつかもの」
本来の意味がなんなのかご存知ですか?
漢字だと「ふつつか」は「不束」となります。
現代では不調法などとされていますが非難の言葉ではありません。
平安時代でかわったそうですよ。
繊細ではかないものが流行った平安時代。
今の漢字である「不束」ではなく「太束(ふとつか)」
太くてじょうなさま、しっかりしている、が語源です。
太くて丈夫しっかりしているは平安時代の美意識にあわないものでした。
風情がないとなって現在のような使い方になったようです。
その時代の背景で意味が変わるのであれば、間違って使われている言葉が別の意味を持つのは昔からあったということですね。